今年も梅の季節がやって参りました。
青梅って、今の時期しかお目にかかれないのですが、スーパーで梅の前を通ると、美味しそうな甘酸っぱい香りがして癒されます。
以前、梅酒に挑戦してみたのですが、もう少し気軽に飲めるジュースの方が我が家には合いそうな気がして、今年は初めて梅シロップにチャレンジしてみました。
。。。しかし、作り方を調べてみると、梅シロップも3~4週間ほど時間がかかるとのこと。
「そんな悠長に待ってられない!私の口は既に梅なんだ!甘酸っぱい梅の風味を求めているんだ!」
と本能が叫んでいたため、もっと早く完成するという冷凍して作る梅シロップづくりに挑戦してみました。
冷凍梅シロップの作り方
準備するもの
- 青梅 1kg
- 氷砂糖 1kg
- 耐熱瓶
- ジッパーつき保存容器
作り方
①梅はよく洗い、ヘタの部分を爪楊枝や竹串を使って取り除き、キッチンペーパーなどで水気を拭きとる
②梅をジッパー付き保冷袋に入れて1日冷凍庫で冷凍する
③保存用の瓶を熱湯消毒して内側の水分をペーパーで拭きとっておく
④冷凍していた「梅」→「氷砂糖」→「梅」→「氷砂糖」といったように瓶へ交互に入れていく
⑤1週間寝かせたら完成!(室温が暑すぎたので私は冷蔵庫で寝かせました)
1週間の間、1日1回は、瓶を振って氷砂糖を梅を混ぜるようにします。
梅がシワシワになって、良い香りが漂ってきます。スプーン1,2杯をコップに入れて無糖の炭酸水で割ったらシュワシュワの「梅サイダー」になります。
梅は万能
梅にはクエン酸が多く含まれているため、防腐効果や整腸作用、食欲増進効果があります。
(参考:新ビジュアル食品成分表[改訂版]より)
特に日本の梅雨や夏は高温多湿なので、湿気で身体までバテやすくなってしまいますが、この梅パワーで疲れをスッキリと代謝し、食欲を整えます。
梅つよい。万能。
とはいえ、年中食欲あるので、これ以上食欲増してどうするんじゃという感じでもありますが、胃酸も分泌を促進するので、消化を助けるという意味でもこの季節にピッタリです。
難しいことはさておき、何より梅ジュースは美味しい。甘酸っぱい香りが溜まりません。
梅のこの甘い香りを嗅いでいると、昔、実家で梅干しを作る為に庭先で梅を干していたときの、あの懐かしい香りを思い出します。次は梅干しに挑戦してみようかな。
残った梅の活用方法
シロップとしてエキスを頂いたら、残った梅の方はジャムにしたり、ゼリーに入れるなどして活用ができます。
暑い夏に、冷たい梅入り寒天でひんやり...想像するだけでよだれが出てきそうです。