私が食関係のお仕事を志してから、ずっと夢だったことがあります。
それは「自分の”好き”をいっぱい詰め込んだ、お気に入りの広いキッチンの家に住む」こと。
昔は、少人数ながらプチ料理教室を行ったりしていましたが、都心で一人暮らしをしているとなかなかキッチンの広い家に住むことができませんでした。
キッチンの広いお家を見つけたとしても、賃貸ですと、やはり100%自分好みというのは難しく、使いながら
- 「あぁ、もっとこの引き出しの部分がこうだったらな」
- 「日当たりの良い部屋の、オープンキッチンが良いな」
- 「引き出しの色が何だかなぁ」
など、ないものねだりではありますが、もっとこうだったら良いのになぁと思いながら暮らしていました。
しかし、結婚を機に”中古マンションをリノベーションする”という術を知り
ちょうどコロナの影響もあったことから
「郊外の広い中古マンションをリノベーションして、自分好みのキッチンにアレンジ」
という方法に挑戦してみました。そう思い立ってから、半年後...
(物件探し3か月・工事3か月)大好きを詰め込んだ、そんな理想のキッチンの家が完成しました。
(造作棚でキッチンの中身ほぼ見えん...)
我が家のキッチンは、お家の中心にあります。そして、リノベーションで理想のキッチンを手に入れたことで、益々料理が楽しくなりました。
特に、ここ1,2年は外出や旅行、外食をセーブしなければいけなかったため、おうちで食べるご飯の大切さを改めて感じた方も多いのではないでしょうか。
自分の”好き”を詰め込んだキッチンで料理をすると、何だかより料理が楽しくなりました。
料理が楽しくなると、暮らしもととのっていきます。
暮らしがととのうと、身体もととのい、心もととのいます。
まさに、これがキッチンから始まる食育なのだと私は思います。
リノベーションというのはあくまで1つの手段ではありますが、台所を楽しい場所にするをモットーに
リノベ食堂では、リノベーションをしてお気に入りのキッチンで作る日々の料理をお伝えしていきます。