郊外暮らしをはじめて1年半になりますが、現在のところ我が家には車がありません。
今まで都内で暮らしていた時には、車を持つという選択肢は全くありませんでしたが、実際に郊外暮らしをしていくと
- ショッピングセンター
- 大型スーパー
- ファミレス
- ドラッグストア
など、大規模な駐車場が併設されており、アクセスも車がないと難しい場所ばかりなので、車がないと不便な面は多々あります。
しかし、個人的に固定費はなるべく少なくしたいと思っているため、自家用車に関してはまだ検討中という感じです。
郊外暮らしを検討されている方の中にも、車を持つべきなのか悩んでいる方もきっと多いのではないかと思います。
そこで、この記事では
- 郊外暮らしにおいて車は持つべきなのか
- なるべく持たない場合にはどのような暮らし方をすべきなのか
- 車を持った方が良い場合と持たなくて良い場合
などについて、まとめてみました。
郊外暮らしに車は必要?
郊外といえども、どの場所によるのか、周辺環境にもよるので一概には言えませんが、車がなくても生活はできます。
しかし、これは暮らしにおいて「私たちは何を最も優先したいのか」を選んだ結果ですので、ライフスタイルやライフステージの変化に伴い、優先度は変わります。
維持費をとにかく減らしたい我が家のパターン
我が家の場合は、最も優先したかったことは「維持費を増やしたくない」ということです。(主に私が)
これが我が家の場合は、利便性に勝りました。
例えば、自家用車を所有するとなると
- 車本体のお金
- 駐車場代
- 車検代
- 保険料
- ガソリン代
など、維持するために本体価格を除いても毎月数万円かかります。
しかし、我が家の場合、夫も出勤時に車を使わないので、もしも車があったとしても、休日しか車を使う機会がありません。
子供がいて、送り迎えが必要だったり、通勤で使うという場合であれば必須だと思いますが、我が家の場合は夫婦二人暮らしで、夫は半分電車通勤で半分在宅ワーク、私は全て在宅ワークです。
そのため、現時点では維持費をかける割に車をあまり使わないので、費用対効果が見合わないかもね~という結論になりました。子供が生まれたり、急に維持費使いたい欲が出てきたら買うかもしれません。
ゴールドペーパーやぞ。ドヤっ
また、余談ですが夫婦共に筋金入りのペーパードライバーです。長年、ただの身分証明書として大活躍しているだけのものです。ただ、期限がきたら更新しているだけのよく分からないものになり果てています。笑
それこそ、私は10代のときに免許を取ってから20年近く運転していないので、教習所に通い直すべきレベルです。
あと個人的な向き不向きで考えた場合にも、あまり車の運転が得意ではないし怖いので
「運転へのハードルがとても高い」というのも車を持たない理由の1つかも知れません。
以上、運転こわいよぅの言い訳でした。ご清聴ありがとうございました。
めんどくさがりもノーマイカーライフに拍車をかける
また、私自身が極度のめんどくさがり&忘れっぽいタイプであるため、車をはじめ、バイクや自転車などの乗り物を所有することすら面倒なのです。どれくらい面倒かというと
- 駐車や駐輪するのが面倒
- 車の掃除というタスクが増えるのが面倒
- 駐輪場の申請を出すのが面倒
- 電動アシスト付き自転車だとしたら充電を忘れそう
- 鍵かけるの忘れそう
- 乗り物できたことを忘れて徒歩で帰りそう(実際にあった)
それであれば、どうしても乗りたい時は、タクシーかカーシェアで良いのかなと思います。
今は自転車もレンタルできる時代ですからね(返却するのが面倒で使ったことありませんが)
車を持たない場合のライフスタイル
では、実際に郊外暮らしなのに車を持たない我が家はどんな生活をしているのでしょうか。
- 駅やバス停までは徒歩
- 買い物は生協を大活用
- 生活必需品はAmazonや楽天にお世話になりっぱなし
- 荷物が多いときはタクシー利用
- 郊外のちょっと気になる大きな店舗へは運動と割り切り徒歩か公共交通機関で行く
- 夏場は熱中症にならないよう水筒を必ず持参し帽子も必須・もうレジャーだと割り切る
今は、ネット通販が本当に便利なので、大変活用させてもらっています。Amazonプライムセールの時なんて生活必需品をまとめて買うので、配達員の方々には大変お世話になっております。いつもありがとうございます。
卵やお米、水など重たい食料品類は生協さんにお願いしています。本当にいつもありがとうございます。
オール徒歩だけど何とかなっている
ちなみに、我が家は自転車もバイクもないので、全て徒歩ですが、何とか生活できています。
最寄り駅までは10分ちょっと歩きますが、歩けない範囲ではないですし、荷物が多いときには、タクシーを使う時もありますが、月に2~3回くらいなので、車の維持費に比べると安いものです。
最近、近くにバス停があることに気付いた(遅っ)ため、これを使うと車がなくてもますます生活できそうです笑
つまり、郊外暮らしにおいて車を持たなくても何とか生活できる基準としては
- バス停まで歩ける距離である
- 歩ける体力がある・いや、むしろ歩きたい
- 家の周りに生活必需品の買い物ができる場所がある
- 生活必需品が近所になくても宅配サービスを活用できる
- テレワークがメインで通勤の必要がない
車が必要なケース
逆に、車が無いと生活できない場合もあります。
- 駅やバス停まで徒歩が難しい
- 子供がいる(まだ歩けないくらい小さい)
- 歩道が険しく徒歩が厳しい・徒歩だと危ない
- 歩く体力がない
- 近くに生活必需品を扱うお店が無い
などでしょうか。
物件を選ぶ際に、最寄り駅から離れるほど不動産価格は低くなりやすいため、費用と徒歩の兼ね合いを見て決めても良いかも知れません。むしろ
「駅徒歩を気にしなかったおかげで、ここまで物件価格が下がったのだから、車の維持費くらい全然大丈夫!」
となるパターンもあるかと思います。家族のライフスタイルと予算を考慮して、決めると良いでしょう。
車があったら良かったのにな~と思ったとき
一方、郊外暮らしをしていて「あ~、車があれば良かったのにな」と思うことも多々あります。
- 車でないと行けないお店が郊外は多い
- 買い物の荷物が重い
- 徒歩は暑いし寒い
- 雨の日は家から出たくなくなる
- 天候が悪くタクシーで帰りたい日に行列で乗れない
冒頭にも触れたように、郊外は色んな店舗が車ありきの立地であるため、徒歩や公共交通機関では気軽に行けない場所が多いため、生活圏が狭まってしまいます。
特に買い物系が徒歩だと、もてる荷物に限界があるため、不便です。汗水流して買い物をしているので、もう筋トレと割り切っています。(その筋トレのエネルギー消費量よりも摂取量が勝っているのは誰だい、私だよ)
車があれば、もっと行動範囲が広がるのになと思うことはよくあります。
まとめ
ここまで、郊外で車は必要なのかという話題を掘り下げていきましたが
結局は「費用を取るのか」「利便性を取るのか」なのだと思います。通勤や立地などで車がないと生活できないパターンではなく、ギリギリどうしようか選べるパターンだった場合は、家族の中での優先度を決めていくと良いでしょう。
郊外暮らしが決まって、車を持とうかどうしようか迷ったら、とりあえず無い状態で生活してみて
「無理!!」
となれば、購入してみると良いと思います。
我が家の場合も、電動アシスト自転車は絶対に購入する!と決めていましたが、ないままでも意外と生活できましたし、実際に生活してみないと分からないことも有るかもしれません。