テレワークでお仕事をされる方も増えてきている中、ワークスペースを家の中に造る方も増えています。特に、これからリフォームをしたい、引っ越してリノベーションを変えたい、間取り変更をしたいという方の中に
「お仕事スペースを作りたい」
という方は多いのではないでしょうか。
実際に昨年リノベーションをして、ワークスペースを作ってみた結果見えてきたことや使い勝手について触れていきたいと思います。今後、リフォームやリノベーションをして、自分用のワークスペースを!と考えている方の参考になりますと嬉しいです。
なぜワークスペースが欲しかったのか
賃貸暮らしの頃、夫婦それぞれリモートワークが始まる
私は元から自営業で、自宅でお仕事をすることが多かったのですが、今までは自宅が狭く充分な広さのワークスペースを設けることができませんでした。
そのため、ダイニングテーブルで仕事をしたり、カフェに行ってお仕事をすることが多かったのですがコロナをきっかけに、夫婦二人とも在宅勤務ということが増えました。
そうなると、ダイニングテーブルしか作業スペースがないため、2人とも同時に作業をするのが難しくなりました。
私は、できるだけ時間をずらしたり、夫が外出している時間帯で在宅仕事をするように心がけていたのですが、以前の賃貸の部屋は対面キッチンのすぐ前にダイニングテーブルがあったため、夫が仕事の電話をしていると、台所で料理すらできないため、かなり生活音に気を遣うことが増えたのです。
会議が長引いているけど、台所を使えないのでお昼ご飯も作れない...電話や会議の時間をずらさなければいけないなど、共働きならではの不都合が生じてきたのです。
もともと、引っ越してリノベーションをしたいねという話をしたので、良さそうな物件が見つかったのをきっかけに、すぐさまリノベーションをし、ワークスペースありきの内装に工事してもらいました。
”ある程度の広さ”を確保するために都心から郊外へ
また、ワークスペースを設置するためには広さがある程度必要ですので、予算内で広めの家にするために都心から離れた「郊外」を選択することにしました。
また、内装デザインは二人ともダブル在宅勤務だったときの経験をもとに「ワークスペースは離れた場所に設置」設置することにしました。
玄関口に夫の書斎を、そこから一番遠い窓際の部屋に私の書斎を作ってもらいました。
ワークスペースのデザイン
棚とデスクは造作で作ってもらいました。書籍棚は、本の大きさに合わせて変えられるものにしてもらったので、例えば将来子供用の勉強部屋にすることも可能です。
デスクの高さは変更できないので、椅子を高さ変更できるものにしています。
デスクの向きは窓向きで、壁側に本棚があります。ついたて代わりにアクリル板の小窓と簡単な壁がありますが、入り口はドアがありません。突っ張り棒をしてカーテンをすれば、一応仕切りはできます。
ワークスペースのメリット・デメリット
そして、せっかく日当たりの良い窓際向きに設置して作ってもらった書斎ですが...
結局、私はキッチン横のダイニングテーブルを使う事の方が多いです。また、冬はリビングのコタツで仕事しています。
そして、結局、回りまわって日当たりの良いワークスペースは夫がテレワークで使っています。
ただし、やはり足元がやや寒いそうなので冬は電気ストーブを、夏は扇風機を活用して温度調整をしています。
つまり、これからリノベーションをしてワークスペースを設置される方には私の教訓として
「日中の日当たりをチェックすることと、エアコンの効きやすい場所に作った方が良いですよ!」
と全力でアドバイスしたいと思います。もはや、こんなうっかりミスをする方は少ないかと思いますが、限られた予算の中で精一杯やった結果ですので、後悔はないのですが、もう少し空調の向きことは考えれば良かったです(涙)
・日当たりの良い窓ふきんにワークスペースを造ると眩しすぎることも
・窓が大きい部屋に直で造作机を設置すると、冬は寒く夏は暑すぎることも
・ワークスペースの広さや間取りによっては空調が効きにくい場所になってしまうことも
今後行うワークスペースの改善点
せっかく、大きな本棚もありますし、ワークスペースを活用しないのは勿体ないので、少しずつ快適さを高めるために、まずは日当たりの良すぎる窓にロールスクリーンを設置しようと計画しています。
結局、突っ張り棒に余った布団用のシーツかけて簡易カーテンにしました。笑
また、椅子を慌てて購入したところゲーミングチェアーで、普段の用途とちょっと違い、座り心地が慣れないため、座り心地の悪さも、ワークスペースを活用できていない原因の1つではないかと思います。
(取り急ぎ「腰痛・チェアー・パソコン」とかで検索したものをネットで買ってしまったため、今後はちゃんと現物をみて座り心地を確かめてから購入したいと思います!)
私は、少し離れたリビングで仕事をしているので、夫が在宅ワークの日でも、お互い別の空間で集中できるのが便利です。
夫婦共働きで在宅ワークになりそうなご家庭では、離れた場所にワークスペースを設置するのは、なかなかおすすめです。
まとめ
- 夫婦共働きで、二人ともテレワークが今後も増えそうなら、リノベーションでワークスペースつくるのおすすめ。
- 特に二人ともテレワーク(また電話も多い場合)であれば、離れた場所にそれぞれワークスペース作った方が良い
- ただし、テレワーク確保のためにある程度の物件の「広さ」は必要
- 予算を上げられないのであれば、郊外や駅徒歩を遠くするなど条件の考慮は必要
- ただし、窓向きに設置すると眩しすぎるし暑いので、日当たりと空調の向きは確認して作ること
書斎スペースを実際につくってみて、暮らしてみた感想はこのような感じです。これから、自宅内にワークスペースを設置したい方の参考に少しでもなりますと嬉しいです!