フローリングワイパーも便利だけど、雑巾がけしたあとの床の気持ちよさって何とも言えない。
あの、素足で歩きたくなる感覚。何なんでしょうね。
私の体重かけた分の、圧力による汚れ落ちなのでしょうか。笑
だとしたら、私の体重も捨てたものではありません。...ではなく、雑巾の繊維って汚れを絡めとる天才。
そんなわけで、銭湯とかで貰ってきたタオルをもう何百回と使ってバサバサになるくらい使い倒したので、もうタオルも本望だろうと思い、雑巾にしてみました。
本当は、頑丈なミシンなどあれば、そういうのでサクサクっと作れてしまうのですが、我が家に一応あるミシンはちょっとそこまでの能力を持ち合わせていないため、原始的に手縫いで雑巾をつくることにしました。
雑巾縫うのは多分20~30年ぶり
確か、小学校の家庭科の最初の方の授業で雑巾縫いましたよね。その時以来の雑巾だったので、縫い方を全く忘れてしまっていました。
それまでも、一人暮らしの時には使い古しのタオルは出ていたのですがカットして、そのまま切りっぱなし状態だったため糸くずが落ちることなんて気にもせず、掃除に1回使って捨てていました。縫うのは本当に20数年ぶりくらいです。
どうカットしてどう縫えば良いのか忘れてしまったので、調べるとこんな感じでした。
タオル雑巾の作り方
準備するものは
- 使い古しのフェイスタオル(私はこれで身体も全て拭くしむしろバスタオルなんだけど、一般的にはフェイスタオル)
- ハサミ
- 縫い針
- 糸
①切り方
タオルの、両端のかたい部分(重なって塗ってある部分、呼び名は知らない)をハサミで切ります。そして、折り曲げて半分にした部分もカットします。つまり1枚のタオルから雑巾は2枚できるということです。
②縫い方
- 半分に切ったタオルを、さらに半分に折り曲げます。その切りっぱなしの部分を手縫いします(並縫い)
- その後、ひっくり返して縫い目を裏にし(ケバケバの切りっぱなし部分が内側に入る)残りの部分を囲むように縫います。
- 余裕あれば、対角線上(ばってん)も縫います。
ちなみに、私はバッテンに縫うのが面倒だったので、片面だけ縫いました。強度落ちますが、ま、いっか。
縫い目は雑でも良いよ縫い物してるだけでそもそも最高
縫い目はもう、かなり適当です。全く大きさもそろわずガタガタですが、手縫いするだけエライよと自分を褒めながら、縫います。これも、雑巾を縫う時のコツです。ただひたすらに自分を褒めながら縫いましょう。
欲張って一気に並縫いしようとすると、途中で指を刺しそうになります。おっと危ない。
手縫い雑巾の完成
ちょっと縫う場所が多くて時間はかかりましたが、雑巾ができあがりました。これで、毎日床を拭き掃除するんだ。ま、理想だけどね。
タオルからしてみれば
銭湯のおまけに付いてきただけなのに、家に持ち帰られ、軽いからとジムやお出かけにも連れていかれ、何百回もボロボロになるまで使われた挙句、さらに雑巾になって、もっとこき使われるのか、ここはブラック企業なのか?!やれやれだぜ...俺の第二の人生...
って思っているかも知れませんが、私からすれば
「そのアナタの場所を取らないスマートさと、身軽さ、そして経験を重ねてちょっと味が出てきた雰囲気がまさにクリーン事業にピッタリなんですよ。ぜひとも、アナタの残りの人生を我が家に預けてみませんか?」
という感じです。今までありがとう。銭湯のタオル!そして、これからもよろしくね!銭湯のタオル!!
【後日談】早速手縫い雑巾で床を拭いてみた
作ってみた雑巾で、早速床を拭いてみました。汚れがスッキリ落ちるし、床がスベスベになります。今まで頑張って経験を重ねてきたタオル君のなせる業です。