リノベーション後の外食事情

リノベーションをすることで、外食頻度が大きく変わった人もいます。これはひとえにリノベーション工事をしたからどうこうというよりも、住む場所や仕事、時間なども関係しているので一概には言えませんが

我が家はどのように変化したのか、1つの例として綴っていきたいと思います。

目次

リノベーション後に外食の頻度が大きく減った

まず、結論からお話すると、郊外物件を購入しリノベーション工事をして住み始めてから、大きく外食の頻度が減りました。これはたまたま”コロナ禍と重なったから外に出ないことが増えた”というのもありますが

リノベーションをしてキッチンが広くなったこと、内装をカフェやBARっぽくしたことで、お家にいながらも外食気分を充分に味わうことができる...というのも理由の1つにあります。

そもそも中古マンションを購入しようと思ったきっかけ

まず、私たち(30代夫婦2人暮らし共働き)が中古マンションを購入しリノベーションをしようと思ったのが2020年のコロナ禍でした。この当時、ちょうど緊急事態宣言中で、テレワークなる新しい働き方が広がり始めた時でした。

もともと「いつか家を購入したいね」と夫婦で話をしていたのですが、狭い賃貸の家でお互いにテレワークということが多くなり、今後のことを考えてちょっと物件を探してみようと、ネットで調べては夫婦で優先順位のすり合わせをして準備していました。

希望の内装イメージ

私は自宅でのお仕事やキッチンを使って料理系のお仕事をすることが多いため、なるべくキッチンが広くとれる物件で、オープンキッチンにしたいというのが希望でした、

夫は、洋服が好きなので、ウォークインクローゼットが広めに取れて、ソファの置けるリビングスペースが置ける眺望の良い場所というのが希望でした。

お互いに家の中の窓側と入り口側に書斎を作り、在宅ワークが重なっても負担にならないような暮らしに!を目標に探して、80平米弱の物件を関東の郊外で無事に見つけることができました。

キッチン中心の家に改装

配管や内装を全て取っ払ったフルリノベーションを行った為、工事期間が3か月程度かかりました。オンライン料理教室などが行えるよう、日当たりの良い場所にオープンキッチンを作り、その横にダイニングテーブルを設置しました。キッチンカウンターに、椅子を置けば、barのような雰囲気を楽しむこともできます。

リノベ完成後引っ越してから

新しく生まれ変わった家に引っ越してから、外食がかなり減りました。昼間に街へ出かけたときなどはもちろん外食しますが、晩ごはんはほとんど自宅で食べるので、食費は下がりました。

外食をしなくなった理由は、緊急事態宣言中と重なったなどいくつかありますが、賃貸暮らしの時も同じ条件だったにも関わらず、外食や宅配は多かったので、大きく変わったことは

「キッチンスペースが広くなり、カフェのような雰囲気を家で楽しめること」

もあるのではないかと私は思っています。

お家での食事を楽しむためにした工夫

  • より自宅のカフェ&bar度を高める為に
  • 造作棚に好みのお酒を置いて居酒屋っぽく
  • コーヒーメーカーを置いていつでも挽きたてのコーヒーが飲めるように
  • 広いキッチンで、作り立ての料理を楽しめるように
  • ダイニングテーブルを窓際に設置して食事中も眺望を楽しめるように

など、色々と工夫をして自宅に居ながらにして外食を楽しめるような空間づくりを心掛けました。

キッチンが広くなったので、お料理をする頻度が増えたため、手の込んだお料理を作ったり、タレやソースなど調味料から手作りするようになりました。

もちろん、炭火焼きや炭火焼肉、フレンチフルコースなどお家では難しいメニューは外食で思いっきり楽しむようにしていますが

家で作れそうなもの(例えば居酒屋メニューなど)は、もう家充分なんじゃないか?と最近思ってきています。

もちろん、作るまでの手間や洗い物の手間は確かにかかるので、時間と余力のあるときにはなりますが...

食費カットと健康づくりも

おうちごはんにすることで、食費もカットすることができ、また野菜多め揚げ物少なめなど健康を考えたメニューっづくりにすることもできるので、キッチン中心の家にして良かったなと思っています。

外食ですと、どうしても脂質、糖質、塩分の多いメニューに偏りがちでしっかりよく考えてお店やメニューを選ばないと野菜やビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しがちです。

また、外食でサラダを頼もうとすると、ちょっとした量(言い方!)で、1000円くらいになるので、野菜をたっぷり食べたいのであれば、当然かもしれませんが自炊の方が効率的です。

例えば、居酒屋で食べて飲んでと思うと、野菜料理がシーザーサラダや梅きゅうり、冷やしトマト、枝豆くらいしかなかったりしますが、家ご飯であれば、これでもか!!!というくらい野菜たっぷり食べることができます。

(家だとそのまま寝れちゃいますので、お酒は飲みすぎ注意ですが!笑)

BGMと照明も大活用

また飲食店っぽい雰囲気を出すために、音楽や照明も活用しています。我が家の場合は照明を白熱灯にして、お食事の雰囲気によって、間接照明を増やすことなどもあります。

また、Amazonプライム会員なので、アレクサを置いて

「アレクサ、カフェミュージックをかけて」

といえば、一気にカフェ風の雰囲気に

「アレクサ、ジャズをかけて」

といえば、一気に大人なbarの雰囲気に

「アレクサ、昭和歌謡曲をかけて」

といえば、一気に大衆居酒屋に変化させることができます。内装デザイン、家電だけでなく、照明や音楽、小物類を工夫するだけでもお店っぽくアレンジすることが可能なのです。

まとめ

色んな住環境によりけりですが、我が家の場合はキッチン中心の内装にリノベーションをしてから、外食が格段に減りました。その結果、食費も減り健康的な食事をとる機会も増えるという相乗効果が起きました。

また、キッチン中心の家にするためにオ、内装イメージを「カフェバー」にし、オープンキッチン、躯体壁にはお気に入りのお酒やコーヒーなどを置けるような造作棚を設置しました。

このほか、音楽や照明などを工夫することで家に居ながらにしてお店の雰囲気を味わうことができました。

今後、コロナは落ち着くかも知れませんが「おちう時間を楽しむ」という習慣はそのまま残っていくかも知れません。寝に帰るだけの場所にするのは勿体ないですからね。

そのためにも、ちょっとだけキッチンまわりの内装をお店っぽくする、家族だけの隠れ家bar的なスポットを作ってみるなど自分の理想を叶えるような家を、リノベーションで実現してみるのも楽しそうですね!

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この記事を書いた人

食育子(かわむらいくこ)
リノベ食堂の運営者で、フリーの管理栄養士。
結婚を機に中古マンションをリノベーションし、好きなキッチンで今日も手抜き料理を作って楽しむ。
自身の雑な性質を敢えて開けっぴろげに披露し、ていねいな暮らし風を目指している。
栄養士だが計量と計算が苦手。

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